こんにちは。ダオです。
「タバコも値上がりしたからそろそろ禁煙しようかな…」「子供が産まれる前に禁煙したいけど、踏ん切りがつかない」「身体に良くないことは解っているけど、きっかけが…」このような理由でタバコを止めたいけど禁煙に踏みきれない方は非常に多いと思います。まずザックリ私の禁煙歴を紹介します。
- 約15年間喫煙してました。当時は1日1箱弱の平均的スモーカー?
- 2年間禁煙して、禁煙のコツをつかむ
- タイ赴任を機に約5年間喫煙解禁
- 日本帰国に伴い再び禁煙(全く苦労なし)し、現在も非喫煙者。
禁煙しようという方は普通完全にタバコ止めることを目標としていて、それが理想なのですが、心理的なハードルが高いですよね?私のように「ゆるめに禁煙」するのは如何でしょうか?これから私が実践した禁煙法を紹介します。
もくじ
まず一回禁煙して、失敗しよう!
「お前は何を書いてるんだ?!」と怒られそうですが、私の場合はまさにこのステップで成功した。まずは自力で禁煙してみましょう。もちろんもし禁煙を始めてそのまま成功できれば何も言うことなしですが、大多数の方は失敗します。失敗した方がいい理由を説明します。
失敗した方がいい理由
禁断(離脱)症状を体験できる
一回失敗するといい理由は、喫煙により身体に蓄積されているニコチンが徐々になくなっていく過程で発生する禁断症状(離脱症状)がどの程度自分の身体に影響を及ぼすかよく分かります。一度経験すると頭が覚えるのか、私の場合は2回目以降の禁煙での離脱症状が比較的軽くなった気がします。裏を返せば、初めての禁煙はかなりキツいので覚悟してください(笑)
禁煙を断念した原因から次に繋げる
重要なのは禁煙を断念した原因が何かをチェックし、それを次の禁煙に活かすことです。ちなみに私のケースでは初めての禁煙では週末から開始し、3日目から仕事をしたのですが、思考能力が著しく落ちて触覚を取られたアリの様にオフィスをウロウロとして全く仕事が捗らなかったため、禁煙を断念しました(苦笑)
これによって、「離脱症状が厳しい期間は仕事をしない環境を作る方が良い」という気付きを得て、次のトライに活かす訳です。
「禁煙をする」という一歩を踏み出せる
禁煙は自分のライフスタイルを大きく変える行動ですから、喫煙者にとっては簡単なものではありません。ただこの一歩を踏み出せるかどうかが重要です。失敗しても決して自分を卑下せず、「禁煙のためのステップを踏み出せた」と自分を褒めてあげましょう!
禁煙へのステップ
禁煙に関する情報を集める
今更感はありますが、タバコの害にどのようなものがあるかネットで徹底的に調べましょう。喫煙者のあなたは禁煙の決断をするまで、タバコの害に関する情報を目にしていても無意識に受け入れる事を拒否しているはずです。まずは事実を受け止めて、禁煙へのモチベーションを盛り上げていきましょう。
「読むだけで絶対やめられる禁煙セラピー [セラピーシリーズ] (ムックセレクト)“>禁煙セラピー」を読む
私はにこれが効果的でした。一時大ブームを巻き起こしたアレン・カー著の「禁煙セラピー」を読みましよう。タバコは薬物で、あなたは薬物に支配されている事を理解することができ、更にモチベーションアップに繋がります。
禁煙を開始するタイミングを決める
一般的には「思い立ったら即行動」が成功の秘訣ですが、禁煙の場合は離脱症状が酷く、余りに短期間で挫折をすると自己否定感が強くなるので、環境を整える必要があります。禁煙開始までモチベーションを高めていきましょう。*環境については後述します。
自分が決めたタイミング通りに禁煙を開始する
自分自身が決めたタイミングに従って粛々と禁煙を開始しましょう。タイミングを失うと禁煙を開始できないので、先延ばしにはしないようにしましょう。
環境を整える
最初の禁煙は大抵失敗するといっても、余りに早い挫折はトラウマになるので、環境を整えて臨みましょう。私の場合は次のような環境にする事で成功しました。
連休など、仕事や学校に行かない期間を作る
禁煙期間中はできる限り日常生活(喫煙する生活)と切り離して、タバコを思い出させない事が大切です。タバコ仲間と合わない状況を作り出しましょう。
禁煙初期段階のアルコールは避けるべし
アルコールを摂取すると喫煙欲求が増幅するので、初期段階では禁酒も同時に行うのがいいでしょう。私もですが、アルコールを飲むと時々我慢できずに吸ってしまうことがあります。
自分を必要以上に追い詰めない
禁煙を一回で成功させられる人は少なく、大抵は何回も試行錯誤しながら成功させます。初回から「絶対に止める」と意気込むのもいいですが、挫折した時の自己否定感が大きくなるので、程々にしましょう。
「お守り」を持ち歩く
もちろんお寺や神社で売っているあの「お守り」ではありません。パッケージを開けていないタバコを一箱持ち歩き、お守りがわりにします。「どうしてもタバコが吸いたければ吸えばいいじゃないか」位の余裕を持っていると、意外と吸わないでも我慢できます。但し、パッケージを開けてしまうとたちまちお守りの効力はなくなりますのでご注意ください。
まとめ
残念ながら一度タバコを吸ってしまうと完全に非喫煙者となることは不可能です。そして禁煙達を成功させるには長く、険しい道が待ち構えています。
それでも「タバコを吸わなくてもいい」状態になればお金、時間、健康とあらゆる面でメリットが出てきますので、自分を追い詰めすぎずにコツコツと禁煙を進めていきましょう!
禁煙で得られるメリットをまとめました