禁酒が続かない理由【合法ドラッグです】

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こんにちわ、ダオ(@dao_onnut)です。

2019年初から2ヶ月程禁酒をしたその後について書きたいと思います。

結論から言ってしまうと、今は割と飲んでます(汗)…ただ、一度禁酒をしたことによって以前のように常に頭の片隅お酒の事を考えている「お酒ファースト」ではなくなり、一週間飲まなくても特に問題ない状態は維持していると思います。

とはいえ禁酒をした頃の記事のような爽快感はなく、お金をや時間を浪費しているのにやめられない理由を自分なり考えてみたいと思います。

禁酒が難しい理由

お酒は合法ドラッグ

いつでも、どこでも飲める

お酒って成人であればスゴく簡単に買えると思いませんか?コンビニでは年齢確認ボタンを押すだけで24時間購入できますし、私の生まれ育った上野・浅草は「昼ノミ」と称して昼間から居酒屋がオープンしていて沢山の人がお酒を楽しんでいます。その気になればいつでも、どこでもお酒を飲める環境です。

昔は昼間からお酒を飲むのは夜働いている人か、時間を問わずにお酒を飲み続けなければいけない人位でしたが、感覚的にはこの10年位でとてもカジュアルに昼間に飲む人達が増えたと感じます。

かつて私が8年程住んでいたタイでは、お酒は原則17時~24時の時間帯しか買えないようになっていて、販売しない時間帯は冷蔵庫に鍵がかけられてしまいます。(外国人向けの店では普通に飲めたりもするんですけどね)どうも先代の国王が国民が酒に溺れて仕事をしないことを防ぐために法律化したらしいです。

水よりも安く買える

スーパーの缶チューハイコーナーを見れば分かりますが、お酒が驚くほど安く手に入ります。安いものだと350ml缶で100円を割る商品もありますよね。水よりも安くお酒を買えてしまいます。更に色々な種類を販売しているので飲む人を飽きさせません。私は期間限定商品に弱く、つい試したくなってしまいます。

依存性がある

例えば朝起きた時に二日酔で、「あ゛~、もう今日はお酒を控えよう」と誓っても仕事終わり近くになるとアルコールを求めてウズウズしてしまうことありますよね?あれはアルコールの離脱症状(禁断症状)の一種です。

離脱症状を上手く我慢できる人はいいですが、先程挙げたようにいつでもどこでも買え、しかも水やジュースと同じ程度の価格でお酒を購入できてしまう日本の環境では自制することは難しいです。

上手く自制できない人にとっては中毒になり、人生を侵食するほどの力をもっています。それはまさに政府公認で買える合法ドラッグと言えるので注意が必要です。

コミュニケーションツールとしてのお酒への疑問

楽しそうに会話してますけど…

やたらと多い親睦会

仲がいい人とお酒を飲むのは楽しいですが、社会人になると親睦を深めるために大して仲が良くない人と飲む機会が格段に増えます。年に数回の頻度で発生しますが、それがいくつものグループになるので、結局のところ毎月なにかしらの親睦会に参加せざるを得ない事が多くないでしょうか?

実際年に何度も親睦を深めないとならない人とムリして仲良くなる必要ありますかね?

一緒にお酒を飲むと仲良くなれる?

よく考えると親睦を深めるためにお酒を飲む行為って不思議だと思いませんか?裏返すとお酒を飲まないと仲良くなれないと言えてしまうのですが、「お酒を飲むことで腹を割って話せる」や、「リラックスすることで仕事では見れない一面を見られる」などと反論を受けます。

確かに一緒にお酒を飲むことで親近感が生まれること自体は否定しません。ただアルコールが飲めなくても上手く人間関係を築くことができる人は大勢います。

以前働いていた職場の仲間との飲み会に参加してアルコールを一滴も飲まなかったことがあるのですが、時が経つにつれ皆の会話が同じ内容を繰り返し始め、だんだん会話というよりもお互い好き勝手に言いたいことを言っているだけになっていました。あれで親睦を深めているのか、というと非常に疑問です。

「酒は適量なら身体にいい」は本当か?

ところで「酒は百薬の長だから適量飲むなら身体にいい」とよく言われていますが、本当なのでしょうか?

飲酒に関する最新のデータとして、東洋経済オンラインの記事に記載してある記事のポイントまとめました。

アルコールに関する研究結果のポイント
  • 動脈硬化によって起こる脳梗塞や心筋梗塞が発生するリスクを下げる効果がある
  • がん発生のリスクを高める(乳がんや口腔がん)
  • グラス1-2杯程度のお酒であればリスクは高くない

よく「酒は百薬の長」といわれますが、元々は脂肪を多く摂取し、喫煙者が多いいフランス人が心筋梗塞による死亡者が少ないそうです。これはフランス人がワインを多く飲むことが原因と考えられたからだそうです。

三点目にあるように、お酒を飲むことは1-2杯であってもリスクが高くないだけで、少量のお酒は身体に良いという訳ではなさそうです。

お酒と上手く付き合えない人は禁酒を!

適量ならお酒が身体に与えるリスクは高くないとはいえ、健康に良いかと言えば飲まない方がマシなのは明らかです。楽しく、休肝日を作って飲めている人はそのままでも良いかもしれませんが、付合いで飲んでいる、毎日飲まないと眠れないようなあなたは一度禁酒を検討した方が良いですよ。

禁酒をすると最初は離脱症状で苦しいですが、乗り切ると身体がへの影響が見違えるほどです。個人的には禁煙より難しいですが、自分自身をアルコールの呪縛から解き放つことで、お金をセーブできますし、無駄な時間としがらみを断ち切ることができるのでオススメです。

まとめ

  1. お酒は合法ドラッグであることを認識しよう
  2. お酒を適量飲むと身体にいいのではなく、「身体への影響が少ない」
  3. お酒と上手く付き合えない人は思い切って禁酒しよう

禁酒でお金と時間を節約し、副業を目指しています。私もまだまだ道半ばですが、ご参考になれば幸いです。

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