こんにちはダオです。
先日交通事故を起こしてしまいました…スキーの帰り道に峠のカーブを曲がるために減速したところスリップし、そのままスピン。後続車もスリップし、止まりきれずに私の車へ衝突。幸い衝突した車の運転手も同乗者である私の家族にも怪我はありませんでした。
１．ブラックアイスバーンは本当に危険
事故発生当時の気温は3℃程でしたが、現場は山道で日光があたらない場所でした。路面は濡れたように見えて、実は薄い氷の膜が張られている「ブラックアイスバーン」の状態でした。
私の車はスタッドレスタイヤを装着していましたし、ブラックアイスバーンの可能性も頭に入れて慎重に運転をしていたのですが、下りでスピードが出てしまっていたことからスリップしてしまったようです。
ちなみにブラックアイスバーンの場合、チェーンをしていてもスリップを防ぐことはできないので、とにかくスピードを抑えて急ブレーキ、急ハンドルをしないよう慎重に運転することが重要です。
2. 事故当事者は混乱している
相手方の車とは運転席側が衝突したため、危険防止のため運転席とその後部座席のカーテンエアバッグが作動しました。後部には娘が乗っていたので、びっくりして大泣き。運転席はドアが開けられず、助手席側も衝突で対向車線の端(上り)まで車が押し込まれており、簡単に車外に出れなくなっていました。私も事故を起こしてしまった事による混乱で車内は修羅場となっていました。
なんとか助手席側から家族と共に脱出するも、現場はスキーから帰る車と逆にこれから向かう車が多く非常に危険な状況でした。事故現場のすぐ側に同じく自損事故を起こした家族がいて、私達の安全確保のために後続車への合図をするなどしてくれたおかげで、家族を安全な場所へ移動させることができました。
ここで本来は110番をして警察に連絡をしないといけないのですが、相手方の運転手が電話を掛けていたことから、まず保険会社へ連絡しました。結果的に相手方も警察には電話をしていなかったのですが、別の事故で出動していたパトカーが通りかかり、対応していただくことになりました。
事故を目撃したら110番をしてあげるだけでも非常に助かると思います。
3. 発生する瞬間はスローモーション
事故が起きた直後は混乱していましたが、振り返ってみると衝突する直前はスローモーションで記憶が残っています。スピンをしながら対向車線にはみ出る時に車が来ていないことを確かめたこと、後続車が私の車に衝突してくる時にもスローモーションで再生されます。
まぁ、だからといってマンガのように周りがスローで動いて自分が通常スピードで動ける訳ではないので、何もできませんけど…笑
今回の事故についてはかなり気をつけて運転していた上で発生してしまい、私の運転技術が未熟だったと言わざるを得ません。とは言え、相手の方やその後続車もスリップをしていたことから、慣れていないドライバーにはかなり難しい状況だったと思います。
番外：事故現場で警察は何を当事者に聞いているか
事故現場に出くわすと必ず警察が当事者に何かを聴取していると思いますが、あれって何を聞いているかご存知ですか？私の場合はこのような感じでした
- 怪我の状況確認(救急車を呼ぶ必要があるか)
- 運転免許書と車検証の提出
- 事故発生日時の確認
- 車の車種と色
- 運転者と同乗者の氏名、生年月日、勤務先(学校)
- 事故発生時の状況(なぜスリップしたか、スリップしたあとの車と衝突した相手との位置関係等々)
と、書くとそれ程おかしくないような気がしますが、車の色はメーカー指定の色まで確認されるんですね。私はマツダのCX-5に乗っていたのですが、わざわざマツダのページで調べないといけなかったのは、そこまでする理由よく解りませんでした。あと、子供の所属幼稚園、小学校を聞かれたのも「それ必要か？」って感じでしたけど、なにか理由があるんでしょうね…
私の車も相手方の車も走行不能になったため、保険会社のロードサービスでレッカー移動してもらい、私と家族は最寄りのバス停までパトカーとレッカー車で送ってもらい、タクシーと電車を乗り継いで帰りました。
車は素人目で見る限りでもかなりの損傷なので修理は難しいのではないかと思ってますが、保険会社の見積を待つのみです。
基本的に保険については否定的な考えですが、任意保険に入っていてよかったと心から思います。 また何か展開があればお知らせします。
