NISAに関する驚きの事実をお知らせします

NISA

こんにちは。ダオです。

突然ですがみなさんはNISAを利用した投資をしておりますか?投資で得られる利益が一定期間非課税となるこのお得な制度ですが、利用数を調べてみたところ驚きの結果でした。金融庁の報告によるとNISA制度(NISA、つみたてNISA、ジュニアNISA)を利用している実はたったの1,260万人足らずの人しか利用しておりません。日本の総人口の約1割ですよ。。。これだけお得な制度にもかかわらず、なぜたったの1割の方しかNISA制度を利用していないのかを考えてみたいと思います。

日本の個人投資家の人数について

個人投資家がどの程度存在しているかについては、はっきりとした人数を把握できておりませんが、延べ投資数としては2017年現在で約5,100万人にのぼるそうです。(日本取引所「2017年度株式分布状況調査の調査結果について」より)ここから名寄せ(重複した人物を除外すること)するとおおよそ約1,900万人が個人投資家であると推計されております。(日本証券業協会「個人株主の動向について」より)意外と少なくないですか?

ポイント
  • 日本人の総人口のうち、約15%が個人投資家
  • NISA制度を利用している個人投資家は7割に満たない

NISA制度を利用していない個人投資家は何をしているのか?

ここからは私の推測です。1,900万人いるうちの7割がNISAを利用していて、残りの3割の個人投資家が何をしているか、大半は過去に投資をしたまま放置をしている投資家と考えられます。NISAと共にオトクな制度としてiDeCo(個人型確定拠出年金)のみで運用している方も考えられなくはありませんが、iDecoは60歳まで引出しできないことを考えると、5年程度で現金を必要とする可能性が限りなく低い「裕福層のみ」です(羨ましい限りです。。。)。

と、考えると「多額の損益が出て金融商品を売るに売れない『塩漬け』になってしまい、事実上退場してしまった」個人投資家が少なくとも半分の300万人近くいると考えるほうが自然だと考えます。

長期投資家のNISA利用方法

あなた
個人投資家の3割は退場しているの?!投資はリスクが高過ぎるから止めようかな・・・

そんな風に結論づけようとするあなたには、キムタ◯ばりに「ちょ、待てよ!」と声を掛けてあげたい。退場してしまった個人投資家はリスクを十分に管理せず投資してしまい、結果損益がでて退場してしまったケースが多いです。ディフェンシブ銘柄、とりわけ米国株で何十年も配当をしている企業へ投資していたらどうなっていたでしょうか?万一リーマンショック級の金融恐慌に直面したとしても、「(P&Gの)シャンプーをボディソープ買わない」や「(ジョンソン&ジョンソンの)使い切りコンタクトレンズを1年使用しよう」とはなりませんよね?リスクの低い金融商品へ継続的に長期することが何よりも重要なのです。

まとめ

国民の10%と同じように投資の世界に足を踏み入れ、NISA資産を形成していくか、残りの90%のように貯蓄にはげむか(貯蓄しない方もいるでしょうが)、あなたならどちらがより経済的自立を可能にすると思いますか?政府が投資を奨励する優遇税制に乗らない手はないと思います。ご参考になれば幸いです。

 
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