私のソウルフード「来集軒」(浅草)

ラーメン道

こんにちは。ダオです。

今日は浅草の「来集軒」を紹介します。昭和25年にオープンし、約70年もの間この地で営業をして地域の人々に愛されています。浅草出身の私はここのラーメンを数百杯食べていますがいまだに飽きない、まさにソウルフードです。今でこそ千葉に暮らしているのでそれ程頻繁に来店できませんが、浅草に住んでいる頃は毎週末必ず食べに行っていました。店員さんにも名前、家族構成等全て把握されており、完全身バレ状態です笑。

国際通りから一本小道を入った所にあります。黄色い看板が目印です。営業時間は12時から19時通しで営業しており、途中の休憩はありません。

まず店内に入ると楕円形のカウンター(約6席)と、4人掛けのテーブルが4セットの席があります。壁には有名人のサインが一面に貼られていて、その中央に手書きのメニューが貼られています。ラーメンが650円とリーズナブルです。

 

ラーメンは昔ながらのシンプルなスタイルで、具はチャーシュー、メンマ、のりと長ネギです。麺は中太の縮れ麺、スープは野菜の甘みが十分に引き出された鶏ガラベースといったところでしょうか。結構ボリュームがあります。

ラーメンの他に有名なのが焼売です。一般的なものとは異なりひき肉が少々で、玉ねぎと片栗粉の塊のような餡で、初めて食べると驚くのではないかと思います。ワンタンは漢字で「雲呑」と書きますが、字の如く雲を呑むような食感でなかなか美味です。麺硬め/柔らかめ、味濃い目(辛口と言います)、メンマ/ネギ抜き、麺少なめ辺りのリクエストはは普通に応じてもらえます。

 

古くから住民に愛されているお店なので、結構独特な特徴がありますので常連を代表して紹介します。

来集軒の抑えておくべきポイント
  • 夏に行っても冷やし中華はありません
  • 夏休みで1ヶ月近く(!)休みになるので、8~9月に来店する方は要注意
  • スープの出来に結構バラつきがあります。
  • 営業しながらスープを煮込んでいるのか、個人的オープン直後より14時以降に食べる方が味が安定しているのでオススメです
  • ラーメンにはレンゲがつかないで出されます(頼めば出してもらえます)
  • チャーシューは「チャーシュー麺」より「ラーメン」についているチャーシューの方が脂身があっておいしい

万が一このお店が閉店してしまったら、重度のラーメンロスを起こす自信があります。というか、何なら修行して跡継ぎになることも考えたいくらいに私の血と肉の基となっているお店です。浅草にお越しの際はお試しください!