初心者が株式投資で儲けるコツ

初心者のための投資入門

こんにちわ、ダオ(@dao_onnut)です。

こんな人に読んでもらいたい!

「株式投資に興味があるけど、損したらイヤだな」、「初心者が株で儲けられるはずがない、儲かるのは一部の投資家だけじゃないのか?」なんて考えているあなたにこの記事を読んでもらいたいです。

投資は余裕資金で行おう

よく「投資は余裕資金で行いましょう」という言葉を目にしますが、どういうことかを説明したいと思います。

私達が生活をする上で、急にまとまった額の出費が必要となるケースがあります。例えば家族が入院したり、急に里帰りをしないと行けない状況になるなどが挙げられるでしょう。あるいは親しい親戚の結婚式なども考えられます。

投資をしていると、多くの場合に損益を抱えています。急な出費を必要としたときに現金がないと、運用している金融商品を売却する必要がありますが、場合によっては大きな損益を出していても売却をせざるを得ない状況が生まれる訳です。

このような状況に陥らないためにもある程度の現金は保有しておき、すぐに現金化する必要のない、余裕資金で資産運用をすることが必要なのです。

投資へのリスク許容度を見極める

「投資は余裕資金で行うこと」という言葉を耳にしたことがありませんか?ういうことかを整理しましょう。

投資のリスクはゼロではない

「ハイリスク・ハイリターン」や「ローリスク・ローリターン」という言葉があるとおり、投資にはリスクがつきものです。もしあなたが「リスクが有るなら投資はしたくない」と考えてこの記事を読むのを止めようとするなら、もう少しだけお付き合いください。

投資を止めようと考えた後に、投資をしようとしていたお金をどこに預けようと考えたでしょうか?銀行へ預金?国債購入?それともタンス預金?

実はこれら全てリスクはゼロになりません。銀行だって破綻する可能性はありますし、国債は2019年3月末時点で1087兆と増加し続けており、国が破綻する可能性もゼロではありません。タンス預金も盗難や災害で無くなるリスクがあるのです。

リスク許容度を超えない額で投資する

そもそも株価が変動する理由

株価はその会社の株を売りたい人と買いたい人の希望額によって決まります。誰もが安く売って高くなったら売ることで利益を得ます。(信用取引ではその逆も可能ですが、ここでは割愛します)

各人の「安い」と感じるタイミングよって株が購入されるので、全体では需要と供給に応じて株価は上下に変動します。

リスク許容度の考え方

三菱商事チャート(出典: SBI証券より)

リスク許容度の話に戻ります。上記三菱商事のチャートをもとにお話をしましょう。もしあなたが2017年1月に三菱商事の株を2500円で100株購入、つまり25万円を投資したと仮定します。

その後半年で2250円程まで下落すると2万5千円の含み損です。ここで「せっかく投資したお金がもったいない!これ以上損をしたくないので売ってしまおう」と損切りするか、「業績は悪くないのでもう少し様子を見よう」と保持するかで大きな差が出ます。

保持を選択した方は購入から1年後、株価が3250円となり7万5千円の含み益を得ることができます。17年初に株を購入し、半年で売却した人と、1年後に売却した人と比べると、資産額は10万円もの差がつきます。

含み損が発生している時に我慢ができる金額がリスク許容度です。リスク許容度を超えた投資をすると、一時的な株価の急落に対して冷静な判断をすることができず、損切りをしてしまいます。これを「狼狽(ろうばい)売り」と呼びます。

長期投資を考えるのであれば、ご自身のリスク許容度を超えた投資はしないほうが良いでしょう。私の経験上、継続していくことで許容度は高くなっていきますので、慣れるまでは「損しても勉強代」と考えられる程度の少額から始めることをオススメします。(ちなみに私も最初は5千円の含み損でドキドキしていました笑。)

投資は地道な作業の繰り返しであることを理解する

投資家は倹約家

あなたは投資家というとどんなイメージを持つでしょう?恐らく豪華な料理を食べて、高級なお酒を飲み、高級な洋服や時計を身にまとって贅沢三昧なのでは…といった派手なイメージを持っていませんか?

もちろんそのような派手な生活をしている投資家はいるでしょうが、散財している投資家は成功しません。なぜか、それはお金は投資で得た利益を更に再投資することで資産をより大きくしていくことができるのであり、投資で得た利益を浪費するといつまでたっても資産が増えることはないからです。

「投資の神様」と呼ばれているウォーレン・バフェット氏は「株式投資はスノーボール」と言いましたが、まさに雪だるまを作る要領です。資金という雪玉を転がし続けることでやがて大きな雪だるまを作ることができます。大きくなったからと言って半分切り取って使ってしまえば、その分大きな雪玉を作る時間がかかってしまう訳です。

成功している投資家の多くは資金を最大限に有効利用するために、最小限の支出に抑えています。地味にお金を貯めつつ、それを投資に回していくことが大きな利益を生む第一歩なので倹約家が多いのです。簡単に言ってしまうと、「ケチでなければお金は貯まらない」ということです(笑)。

どっしり構えてチャンスを待つ

「買え!全ての資金を使って買えるだけ買え~!!」

リスク許容度の話とも重複しますが 投資を始めると何かと売買したくなります。利益が少しでも出れば利益確定したいし、損益が出始めると損切りした方が良いか迷う。。。もちろん早めの判断も重要ですが初心者はリスク許容度が低いので過剰に反応してしまう傾向がありますので注意が必要です。

年に数回大きく値を下げるタイミングをどっしり構えて待ち続け、タイミングが来たら大きく投資することが理想です。そのためには地味ですが自分が狙う銘柄についての業績(売上、利益、キャッシュフローなど)を地味に分析していく事が必要です。私は楽しいので苦になりませんが、投資は地道な作業の繰り返しなのです。

継続こそが成功への一番の近道

狙っている銘柄の値段が大きく下がった時に購入するのがセオリーとはいえ、値段が下がった時が買い時か、それとももっと下がるのかを判断することはプロでも困難なので、タイミングを考えたくない方は定期積立でコツコツと購入を継続することが成功への近道と言って良いでしょう。

地道にコツコツ続けよう

具体的には毎月一定額を積立購入します。対象銘柄の価格が高い、安いに関わらずとにかく購入し続けることで購入額が平均化され、適正価格で購入した結果に落ち着きます。これを実現するには日々の価格の変動には一喜一憂せず、地道にコツコツと買い続けることが大切です。

ネット証券では自動積立をする機能があり、定期的に口数の指定、または購入金額を指定して購入をすることができるので、設定をしたら当面はほったらかしにしておくのが良いでしょう。

継続すればチャンスは訪れる

もしあなたが購入した銘柄の価格が下がり、含み損を抱えたとしても焦る必要はありません。その銘柄について分析して購入したとしても、業績は悪くないのに株価が下がるということは起こり得ることです。こういった時は投げ売りせずに波が来るのを待つ方が良いです。

自分が信じて購入した銘柄を簡単に投げ出すのではなく、信じてバイ&ホールドを継続することでいつか価格が上がる局面がやってきます。株価が下がっても配当収入で補うこともできますしね。

まとめ

以上まとめるとこのような感じになります。

  • 余裕資金で投資しよう(リスク許容度を確認しよう)
  • 投資対象を決めたら購入し、ほったらかしがベスト
  • 投資活動は意外と地味であることを理解し、地道に継続しよう

最初にお金を投じるまではとにかく心配ですが、まずは少額で1年続けてみて下さい。きっと投資の素晴らしさに気づくはずです。

まずはネット証券の口座を開きましょう。わたしはSBI証券と楽天証券の口座で運用しています。

SBI証券 楽天証券

投資に関する考え方はこちらにも書いてあります。