7月の結果報告(2019.8.5現在)【投資成績】

ETF

こんにちわ、ダオ(@dao_onnut)です。

7月の運用結果をまとめました。8月5日時点の日経平均終値は20,720.29円、S&P500終値は2,844.74ドルでした。前回7月2日 の日経平均終値21,729.97円、S&P500は2,964.33ドルでしたので、日経平均は0.5%ダウン、S&P500も0.4%ダウンしています。

この1ヶ月の間にS&Pは最高値を更新しましたが、ここ数日の連続株安で一気に引き戻されました。主に米中貿易摩擦によるものかと思いますが、株価の下落は買い増しのチャンスと言えます。目先の含み損は気にしすぎず、買い増しによる将来的な株価回復を楽しみにする方が精神的に良いですね。

日本株

見事な程真っ赤に損益を出しています。含み損は出していますが、ブックオフGHDが意外と(?)回復傾向にあります。数ヶ月前は資産じゃなくて死産などと言ってしまいましたが、徐々に含み損が減っており嬉しい限りです。

JTの含み損は目も当てられないレベルになってきました苦笑。実績自体は悪くないですがESG投資(環境・社会・企業統治に配慮した企業への投資)の対象外銘柄となることから、投資機関が資金を引き上げているためと考えられます。

JTは10月の消費税増税に伴い一部銘柄の値上げを財務省に申請しており、恐らく許可されると考えられます。割と簡単に値上げでき、それでも喫煙者は止めるに止められないのがタバコ銘柄の強みでもあります。

10月の消費税増税もあり、当面は株価が低迷しそうなので様子を見ながら少し買い増しできればと考えています。

米国株

7月末に株価が下落してきたのでアルトリア・グループとロイヤル・ダッチ・シェルを少々買増ししました。7月からSBI証券では米国株の購入における制定手数料を撤廃したため、とても購入しやすくなりました。今までは最低11万円分購入しなければなかった事を考えると少額で分散投資がしやすくなったのは庶民にはありがたい限りです!

またバイ&ホールドが私の基本戦略ですが、プロクター&ギャンブル(PG)を売却して3Mを購入しました。理由はいくつかあります。

PGを売却した理由
  1. PGの株価が上昇しており、配当利回りが下がってきたため
  2. 3Mの株価が低迷しており、配当利回りが上がってきたため
  3. PGの株はNISA扱いでなく、課税対象だったため

1. PGの株価が上昇しており、配当利回りが下がってきたため

私がPGを購入したときの株価は91.21ドルで、売却時は120.5ドルでした。15株を一般口座(配当金が課税される口座)で保有していたので、15株を売却しました。購入当時は3%強の利回りでしたが、株価の伸びが増配を上回ったので現在の利回りは2.5%程度まで下がっています。

PGはパンパース、ファブリーズやアリエール等日用品を扱う会社なので、景気による業績の影響を受けにくいディフェンシブ銘柄ですが、希望利回りである3%を下回ってきたことが一番の理由です。

売却分は一般口座で保有していてNISA口座への移管はできないため、課税分を少しでも抑えられないかと考えて他の銘柄を探していた時に3Mを発見したため、銘柄組換のタイミングで3M購入分をNISA口座に使用と考えました。

120.5ドル – 91.21ドル x 15株 = 439.35ドルの損益

(わかりやすい説明のため税金は考慮していません)

2. 3Mの株価が低迷しており、配当利回りがあがってきたため

みなさん3Mという会社をご存知でしょうか?世界的科学メーカーですが、私達にはポストイットやセロハンテープ、スコッチ・ブライト(スポンジ)などで馴染みが深い企業です。消費財だけでなく建設用のテープやフィルム、医療用品等幅広い商品を取り扱っています。また60年連続で増配を続けている超優良企業で、P&Gから銘柄変更するに遜色ない企業だと考えました。

その3Mですが、一時は220ドルまで到達した株価が低迷していたため178ドルで売られており、配当利回りは3.3%程度だったので思い切ってP&Gからの切り替えを決めました。

178.02ドル x 10株 = 1,780.2ドル

P&G株売却による手に入った金額が1,807.5ドルでしたので、売却額のほぼ同額をそのまま3Mへ 投資したことになります。

年間配当額の比較

P&G: 120.5ドル x 15株 x 2.5% = 45.19ドル

3M: 178.02ドル x 10株 x 3.3% = 58.75ドル

ほぼ同じ投資額でも3割程改善した計算です。(保有額が少ないのでショボい額ですが…)

追伸:この後3Mの株価は更に下がり、19年8月4日現在164.22ドルです…

3.PGの株はNISA扱いでなく、課税対象だったため

P&Gは私が初めて米国株を購入した購入した思い出深い銘柄なのですが、実は当時NISAへ申し込んでおらず、配当金を貰っても課税されていました。既に購入した株をNISAへ移行することはできないため、今回3Mを購入する時にNISA枠に組み込み、課税されないよう運用することができたという訳です。

ロボ投資(THEO)

毎月グチをこぼしていたロボ投資ですが、とうとう解約しました。約一年半運用した結果、ドルベースで3%、円ベースで0.4%の収益でした。自分で運用している方にはあまりおススメできませんが、資産運用したいが調べるのが面倒な方にはいい選択肢だと思います。

また、THEOを利用するとdポイントも貯まるので、おすすめです!気になる方は以下のバナーからご確認下さい。

THEO+docomo

配当金

7月の配当はアルトリア・グループのみです。私の場合米国株で毎月配当を受け取ることができる構成を心がけています。基本米国株の場合年4回の配当を受取ることができるので、3銘柄を購入すれば毎月配当をもらうことができます。

米国株月別配当銘柄
  • 1、4、7、10月:アルトリア、フィリップモリス、ナイキ、JPモルガン、シスコシステムズ、メルク
  • 2、5、8、11月:ベライゾン、P&G、キャタピラー、アメリカン・エクスプレス、アップル
  • 3、6、9、12月:IBM、ロイヤル・ダッチ・シェル、ジョンソン・エンド・ジョンソン、スリーエム、インテル等
  • 変則グループ:コカ・コーラ、ウォルマート、ディズニー

コツコツ投資を続けて毎月受取る額を大きくしていきたいものです。

まとめ

7月末に株価が一気に下落しましたが、米国株については企業の価値が毀損されたものではないので、随時戻ってくるものと考えられます。大手ネット証券が米国株の購入最低手数料を撤廃したので、これを利用して少額からでも投資を続けたいと思います。

一方で日本株については10月に消費税増税も控えており、一段安となる可能性も拭いきれません。10月までは慎重に動向を見守りたいとおもいます。

過去の投資実績はこちらをご覧ください。

投資に関する考え方などの記事です。

SIB証券は米国株の最低購入手数料を撤廃しました。またTポイントを利用して投資できるようになったのも便利です。

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