子供の教育資金をジュニアNISAで運用する(実践編)

ETF

こんにちは。ダオです。

SBI証券から口座開設の連絡があり、その後1-2週間でジュニアNISA口座が開設すると言われていたのですが、とうとうジュニアNISA口座が開設されました。ってか開設の連絡ないんですね…教えてくれればいいのに。

とにかくで無事子供たちの口座が開設されたので、早速定期積立ての設定をしました!

運用方針について

投資資金について(おさらい)

子供達には生まれてから学資保険の代わりに「無配当低解返終身保険」という保険に入っており、月々1万円ちょっとを積立てていました。解約にあたっては積立額の約70%しか返金されないというペナルティーがありましたが、自分で運用するほうが効率が良いという結論となりました。解約後に返金されてきた積立金は以下のとおりです。

息子(8歳4ヶ月): 67万円

娘(6歳2ヶ月): 39万円

今後は保険に積み立てていたのと同額相当の1.1万円を子供達のジュニアNISA口座に積立てていきます。こちらは私の給与口座から自動的振込することにしました。

購入銘柄を決める

ジュニアNISAの利点を活かし、購入手数料が発生しないETFの定期買付けをしていくことにしました。最低でも年間3%程度の利回りを出すことが、保険から切替える時の条件です。

私がVYM(ヴァンガード米国高配当ETF)とVOO(ヴァンガードS&P500)を保有しており、同じ銘柄を購入することも考えましたが面白くないので、それぞれ別の銘柄で運用してみることにしました。

息子の運用銘柄

  • SPY SPDR S&P500 ETF
  • SPDR ポートフォリオS&P500高配当株式ETF

上記2銘柄を毎月定期積立てで購入していきます。

運用会社はいずれもステイト・ストリート・グローバル・アドバイザーズという会社が運営するETDです。同社が米国で初めてETFを発売しました。その第一号ETFがSPYで、25年間も運用されています。

SPYは配当率こそ1.8%程度で高くはありませんが、三年前と比較すると約24%も高騰しております。将来のことはわからないとは言え、投資の神様であるウォーレン・バフェット氏が妻に自身の死後はS&P500に投資するよう教えたことから、長期投資に適した銘柄と考えております。運用コストは0.09%と安い部類ですが、単価が280ドル(3.1万円)とそれなりの金額になります。

一方SPYDは2015年にスタートした若いETFです。配当率は4%超と非常に高く、運用コストは0.08%とこちらも安いです。単価も38ドル(0.4万円)と安いので投資を開始するハードルも低いのが魅力的です。本当は私の口座で購入しようかと考えていましたが、今回を機に息子の資金運用に運用してみることにしました。

娘の運用銘柄

  • HDV iシェアーズ コア 米国高配当株ETF

娘の場合は積立てられた資金が多くないので1銘柄に絞ることにしました。世界最大の資産運用会社であるブラックロック社の運用するiシェアーズブランドから、米国高配当株ETFを選びました。私が保有しているVYMも同じコンセプトですが、運用会社が異なるので銘柄の構成が異なります。

配当率3.4%、運用コストは0.08%、単価は92ドル(1万円強)とVYMと比較してもそう大きな違いはありません。

購入タイミングについて

それぞれ一気に購入してもよいのですが、ドルコスト平均法の観点から毎月一定数購入していくことにしました。8ヶ月間をめどに保険会社から返金された積立金を運用にまわしていきます。

長期積立てで複利効果を活用

ジュニアNISAの場合、口座名義人が18歳になるまでお金を引き出すことができませんので、配当金をそのまま投資へ回すこととなり、嫌でも「長期積立て、複利を利用した運用」することができます。息子はあと10年、娘はあと12年でどこまで資産を伸ばすことが出来るか、楽しみです。

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